社長BLOG

 

H様邸気密測定検査

22.01.21

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
健康で快適に暮らせる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。


本日はH様邸の気密測定検査を行いました。

気密測定とは、住宅の隙間がどのくらいあるのか機械を使って測定します。

木造住宅は基本構造部分が木の部分が多いですから、どうしても目に見えない程度の隙間が存在します。

それ隙間を1軒の家で全部足したらどのくらいになるのか?を測ります。

隙間はC値と呼び、数値で表示されます。

隙間(C値)が小さければ小さいほど冷暖房の効率が良く、省エネルギーの家になるということです。

住宅の省エネルギー性能は、①断熱材の性能、②C値、③設置する住宅設備機器の省エネ性能

これらによって決定します。


気密性能の良くない住宅は、壁の断熱材の性能が100%発揮できなかったり、換気のバランスが悪くなり、予想できない漏気を招いたりします。

また壁内結露や室内のカビの原因になったりすると言われています。結露やカビは住む人の健康も脅かしますし、家の寿命を短くする原因にもなります。
 
逆に隙間が小さければ断熱材の効果を発揮でき、換気の効率も上がります。また結露やカビの発生を抑える事ができます。

 
気密性能は図面上の計算で求めたりする事はできません。

実際の建物に機械を設置して専用の機械で測定して初めて数値が分かります。

例えば全く同じ間取り図面の建物があっても、気密性能は同じにはなりません。

隙間を埋めていく気密工事が重要なんです。

大工さんや職人さんが気密性能を良くするぞ!と思って気密工事の施工しない限り、気密性能はなかなか良くはならないんですよね。



気密性能には国が以前定めていた基準があり、平成11年の次世代省エネ基準でみると、太子町を含む地域では高気密住宅の基準は「5.0c㎡/㎡以下」です。

LIXILのスーパーウォール工法は、壁内の無結露を35年間保証しているので、全棟でC値を「1.0c㎡/㎡以下」にするようにしています。


そして、今回のH様邸の気密測定の結果は・・・「0.17c㎡/㎡」でした!

良い数字が出て、H様も安心してくださいました。

職人さんや大工さんに感謝です!